年が明けると、急に就活が不安になる。SNSを見ると動いている人が増えた気がして、何もしていない自分に焦りを感じる。そんな声を、毎年多くの学生から聞きます。
でも、この不安は特別なものではありません。むしろ、就活にきちんと向き合おうとしているからこそ生まれる感情です。動けない自分を責める前に、なぜこの時期に不安が強くなるのかを知っておくことが大切です。
この記事では、年明け特有の心理と、その向き合い方を整理します。
なぜ年明けに就活の不安が強くなるのか
年明けに就活の不安が強まる理由は、あなた個人の問題ではありません。
この時期には、環境的に不安を感じやすくなる要因が重なります。
- 冬休みで一人で考える時間が増える
- 年末年始に親や親戚から進路の話をされる
- SNSや周囲の動きが急に目に入る
これらが重なることで、「何かしなければ」という気持ちだけが先行し、具体的な行動に結びつかない状態になります。
不安=就活に向いていない、ではない

相談の場でよく聞くのが、「こんなに不安になる自分は、就活に向いていないのではないか」という言葉です。
しかし、面接官として学生を見てきた立場から言うと、不安を感じていない学生のほうが、むしろ危ういこともあります。
- 自分の将来を考えている
- 選択を軽く扱っていない
不安はこのようなサインでもあります。
問題なのは不安そのものではなく、不安を一人で抱え込んでしまうことです。
動けない理由は「やる気不足」ではない
年明けに動けなくなる学生の多くは、やる気がないわけではありません。
- 情報が多すぎて整理できない
- 何から手をつければいいか分からない
- 間違った選択をしたくない
こうした状態では、慎重になりすぎて動けなくなるのは自然なことです。
不安な時期にやってほしいこと
この時期に大切なのは、「何か大きなことをする」ことではありません。
- 不安を言葉にしてみる
- 今分からないことを書き出す
- 誰かに就活の話をしてみる
たったこれだけでも、頭の中は驚くほど整理されます。
就活は「一人で考え続けるもの」ではない

就活は、考える力が試される場面が多い分、一人で抱え込みやすい活動でもあります。
しかし実際には、対話を通して整理できた学生ほど、安定して前に進んでいきます。
動けないと感じている今は、「立ち止まって整理するタイミング」なのかもしれません。
まとめ:就活が不安な今は、間違っていない
年明けに就活が不安になるのは、珍しいことではありません。
そして、その不安は、あなたが真剣に将来を考えている証拠です。
無理に自分を奮い立たせる必要はありません。
まずは、今の気持ちを整理するところから始めてみてください。